万年地獄堂

いつも最低 いつも最低最高最低

太陽だってさ

ブランコに乗りながら交わされる小学生の男子たちの会話。なんとなく聞こえてきた「僕、他に友達がいないんだ」の言葉が忘れられない。水道の蛇口をひねり、美味しそうに水を飲む兄弟。陽の光を浴びて楽しそうに風に揺られ躍る木々たち。日陰のベンチで聴くセミたちのオーケストラは心地がよい───‬公園は俺をあの頃に連れ出してくれる、そんな気がする。俺が公園を好きな理由は、そんなところだ。(この前置きに特に意味はない)

そういうわけで、すっかり夏の抜け殻となってしまった僕らですが、それにしても今年の夏はすごい速さだった。7月はずっと曇り空だし、8月になって始まったように思われた夏も9月が入った途端勢いを失った。それよりも危惧すべきは時の流れの速さというやつで、きっと世界の終わりもこんなふうに味気ない感じなんだろうな、などと思ったりするわけです。今年はコロナが猛威を振るったこともあり、何もできずにここまできてしまったひとも多くはないだろうか。まぁ僕はコロナがあろうがなかろうが変わらない日々を送っていたでしょうが…

最近は夜になるとバカデカ不安が押し寄せてきて眠れない。気づけば5時を回っていることなんてザラ🌹🥀(←これはタンポポ!w)である。薬を飲めばそれも治まるわけだが、それは根本的な解決にもならず、また依存することも避けたいのでできるだけ使わないでおいている。こんなものはお守り程度に思っておくのがいいのだ。

嬉しい!とかいうプラスの感情に比べて、悲しい…とか辛い…とか苦しい…とかいうマイナスの感情は言語化しづらい。それ自体を話すこと自体が嫌なのだから、頭に直接USBをぶっ挿せられればなぁ、と思う。そしたらみんなきっと分かり合えるよ。インターネットをしていると同じように眠れない人や単純にまだ寝てない人がたくさんいる。これは本当にありがたいことで、未だに眠れず苦しんでいる人が俺だけじゃないんだというのをわからせてくれるからだ。以前めぞん一刻を読んでこの時代を生きてみたいなどとほざいたこともあったが、俺があの時代に生きることは到底不可で、たぶんすぐ孤独で自死するだろう。それくらいにはインターネットが𝓛𝓸𝓿𝓮で、生かされているのだと実感した。